形成外科
外来診療担当
午前 | 午後 | |
月 | 田﨑 正倫 /久保田 景子 | 手術 |
火 | 田﨑 正倫 /久保田 景子 | |
水 | 手術 | 手術 |
木 | 田﨑 正倫 /久保田 景子 | |
金 | 交代制 | 手術 |
土 | 田﨑 正倫 /久保田 景子 | 休診 |
医師紹介
医師 | たさき まさのり 田﨑 正倫 | 日本形成外科学会認定専門医 |
医師 | くぼた けいこ 久保田 景子 |
診療科の案内
「形成外科」と聞いてもどのようなことをやっているのか、具体的なイメージがつかないかも知れません。簡単に表現すると「様々な原因による形態異常の改善を行う体表の外科」です。しかし、その疾患対象は非常に広く、先天性形態異常、外傷・熱傷、腫瘍(悪性腫瘍切除後の再建を含む)、瘢痕・ケロイド、難治性潰瘍と、まさに赤ちゃんからお年寄りまで、頭の先から足の先まで多岐にわたります。
形態の障害は、多くは整容面のみならず機能の障害をも伴い、生活の質Quality of Life(QOL)にかかわってくることが多いものです。形成外科は専門的な知識と技術をもって、少しでも患者さんの生活の質を高めてゆくことが求められている科であるのです。
また、最近では日常的なけがによる急性創傷から、治りにくい褥瘡や放射線潰瘍などの慢性創傷までを、正しい知識をもってきれいに早く治し、また治癒後の瘢痕を適切に管理できる「きず・きずあとの専門家」としての役割も形成外科に求められております。
当院の形成外科は平成21年(2009年)4月1日より常勤の診療科として正式に開設されました。まだまだ新しい科ですが、平成22年(2010年)4月からは常勤医が2名となり、症例数が大幅に増え、平成23年(2011年)には日本形成外科学会の教育関連施設に認定されるまでになりました。しかし、いまだ認知度が低く十分な治療を受けられずにいる患者さんが多いのも事実であります。さらに情報を広めてゆくこともこれからの当科の課題と考えています。
当科では、その時点で存在する創だけではなく、創が治癒した後も引き続き経過観察を行い、適切なケアやアドバイスができる様配慮しております。「きず・きずあとの専門家」としても地域の皆さまに貢献できるような形成外科を目指していきます。
形態の障害は、多くは整容面のみならず機能の障害をも伴い、生活の質Quality of Life(QOL)にかかわってくることが多いものです。形成外科は専門的な知識と技術をもって、少しでも患者さんの生活の質を高めてゆくことが求められている科であるのです。
また、最近では日常的なけがによる急性創傷から、治りにくい褥瘡や放射線潰瘍などの慢性創傷までを、正しい知識をもってきれいに早く治し、また治癒後の瘢痕を適切に管理できる「きず・きずあとの専門家」としての役割も形成外科に求められております。
当院の形成外科は平成21年(2009年)4月1日より常勤の診療科として正式に開設されました。まだまだ新しい科ですが、平成22年(2010年)4月からは常勤医が2名となり、症例数が大幅に増え、平成23年(2011年)には日本形成外科学会の教育関連施設に認定されるまでになりました。しかし、いまだ認知度が低く十分な治療を受けられずにいる患者さんが多いのも事実であります。さらに情報を広めてゆくこともこれからの当科の課題と考えています。
当科では、その時点で存在する創だけではなく、創が治癒した後も引き続き経過観察を行い、適切なケアやアドバイスができる様配慮しております。「きず・きずあとの専門家」としても地域の皆さまに貢献できるような形成外科を目指していきます。
非常勤医師のご紹介
週3回の手術日(月、水、金)には獨協医科大学形成外科学教室から非常勤医師も来ています。
非常勤医師 | あさと ひろたか 朝戸 裕貴 | 獨協医科大学形成外科学特任教授 日本形成外科学会専門医、理事 日本形成外科学会認定皮膚腫瘍外科指導専門医 日本頭蓋顎顔面外科学会専門医、評議員 日本創傷外科学会専門医、理事 専門分野: マイクロサージャリー、顔面神経麻痺、耳介の形態異常 |
非常勤医師 | すずき やすとし 鈴木 康俊 | 獨協医科大学日光医療センター 日本形成外科学会専門医 日本創傷外科学会専門医 日本皮膚外科学会専門医 |
対象疾患
対象疾患を大まかに分類すると、先天性形態異常、外傷・熱傷、腫瘍(悪性腫瘍切除後の再建を含む)、瘢痕・ケロイド、慢性・難治性皮膚潰瘍 となり、以下に示すものが代表例です。
先天性形態異常
唇裂、口蓋裂、顎裂骨移植、鼻咽腔閉鎖機能不全、合指症、多指症、その他の四肢異常、頭蓋骨縫合早期癒合症、顔面裂、先天性眼瞼下垂症、小耳症、副耳、耳垂裂、耳(前)瘻孔、埋没耳、その他の耳介異常、第一第二鰓弓症候群、正中頸嚢胞、側頸嚢胞、漏斗胸、鳩胸、ポーランド症候群、副乳、臍突出症、臍ヘルニア、尿道下裂 など
外傷・熱傷
顔面挫創、顔面神経損傷、涙道損傷、唾液腺損傷、頭蓋・顔面骨欠損、前頭骨骨折、鼻骨骨折、鼻篩骨骨折、眼窩底骨折、頬骨骨折、上下顎骨骨折、四肢挫創、四肢切断、手指腱断裂、爪甲剥離・脱臼、小範囲熱傷、広範囲熱傷、電撃傷、化学熱傷、熱傷後遺症、凍傷 など
腫瘍(悪性腫瘍切除後の再建を含む)
色素性母斑、扁平母斑、太田母斑、脂腺母斑、表皮母斑、単純性血管腫、動静脈奇形、リンパ管腫、母斑症、脂肪腫、粉瘤、耳下腺腫瘍 、扁平上皮癌、基底細胞癌、悪性黒色腫、頭頸部癌術後の再建、乳房再建 など
瘢痕・ケロイド
外傷後の創瘢痕、熱傷瘢痕、瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕、外科・婦人科手術後の手術瘢痕、ケロイド体質、ピアスケロイド など
慢性・難治性皮膚潰瘍
外傷性皮膚欠損創、糖尿病性潰瘍、皮下膿瘍、慢性膿皮症、下腿潰瘍、褥瘡 など
その他
眼瞼下垂症、顔面神経麻痺、顔面片側萎縮症(ロンバーグ病)、毛巣洞、陥入爪、腹壁瘢痕ヘルニア、リンパ浮腫、 陥没乳頭、腋臭症、禿髪 など
診療実績・業績
令和5年(2023年)手術件数
入院 | 外来 | ||||||
疾患大分類 手技件数 | 全身麻酔 | 腰椎麻酔 伝達麻酔 | 局所麻酔 その他 | 全身麻酔 | 腰椎麻酔 伝達麻酔 | 局所麻酔 その他 | 計 |
外傷 | 16 | 1 | 1 | 7 | 31 | 56 | |
先天異常 | 15 | 9 | 24 | ||||
腫瘍 | 34 | 9 | 1 | 203 | 247 | ||
瘢痕 瘢痕拘縮 ケロイド | 4 | 2 | 1 | 8 | 15 | ||
難治性潰瘍 | 28 | 1 | 3 | 1 | 2 | 35 | |
炎症 変性疾患 | 4 | 5 | 18 | 27 | |||
美容(手術) | |||||||
その他 | 8 | 33 | 26 | 67 | |||
Extra レーザー治療 |