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薬剤部

理念

足利赤十字病院の理念に基づき患者さまが、
安心して治療を受けられるよう
医薬品の安全確保と適正使用に努めます。

薬剤部の概要

薬剤部は、薬剤部長以下薬剤師29名、薬剤助手1名、薬剤SPD6名で構成されています。外来調剤は院外(院外処方箋発行率90%)へシフトし、薬剤SPD(在庫管理・薬剤搬送業務)を導入したことで業務効率が向上しています。そのため入院患者様への服薬指導(薬剤管理指導)や抗がん剤調製・プロトコール管理、多職種協働など入院患者様中心の業務を実施しております。また各病棟に薬剤師が常駐するサテライトファーマシーを設け、17名の薬剤師が病棟で活動しております。いつでも薬剤や患者情報を病棟スタッフと共有でき、入院から退院まで患者様へ関わることで薬剤管理指導件数は全国赤十字病院中トップレベルとなっております。この様に病院の理念、薬剤部の理念に基づき、薬剤部員全員が日々の業務に励んでいます。

主な業務内容

調剤課

処方オーダーリングシステムにより医師が発行した処方箋に基づき、内用薬・外用薬の調剤を行なっています。処方内容に疑問があれば医師へ「疑義照会」をし、より適切な薬物治療が行われるよう努めています。電子カルテ・バーコード等のデジタル情報、ITを活用した業務の効率化と正確性の向上を図り(錠剤PTPシート全自動払出し装置、錠剤1包化、錠剤補充の際バーコードチェック、散薬監査システムなど)インシデント減少、人員削減することが出来、病棟薬剤業務に力を入れるとともに、患者さまに安心してお薬を服用していただけるよう努めています。

製剤課

製剤課は、院内特殊製剤の調製と無菌混注業務を行っています。 院内特殊製剤は、市販されていない治療上必要な軟膏、坐薬、点眼液等で依頼書に基づき調製しています。その他、決められた手順で調製する医薬品の取扱いなどを行っています。
高カロリー輸液の調製は、無菌混注専用室内にあるクリーンベンチ内で薬剤師が行っています。調製するときは薬剤師がガウン・マスク・手袋・キャップを着用し、クリーンベンチ内に入れる医薬品は全て消毒して無菌状態にして調製しています。

薬品管理課

注射薬の払い出し、調剤以外の薬品の払い出し、院内で使用する医薬品の発注・納品、病棟・外来の定数薬の管理を行っています。注射薬の調剤はオートアンプルディスペンサー(AAD)の導入により、患者個人別セットで払い出され、業務時間の短縮と人員の削減が、可能となりました。また、バーコードによる照合システムを採用し、注射薬の調製や患者さまに対しての実施確認をしています。これによりインシデント・アクシデントの防止に役立っています。

外来化学療法室

外来化学療法室では治療室内の専用の部屋(ミキシング室)にて薬剤師が抗がん剤を含め患者さんに投与されるすべての注射薬の調製を行っています。また、入院で抗がん剤治療を行う患者さんの抗がん剤の調製もこちらで行っています。医師による診察に加え、薬剤師により投与量や投与間隔、当日の臨床検査値の確認を行い、投与が可能かどうかの確認を行っています。治療室では、認定薬剤師が患者さんへ薬剤の説明を行うほか、副作用の確認を行い、必要に応じて医師に相談し副作用対策の薬剤を追加することもあります。

DI(医薬品情報)室

DI室では、薬に関する情報を収集・整理・管理し、定期的に医師や看護師などの医療スタッフに情報を提供する仕事をしています。また、病院内で起きた医薬品による副作用報告などをまとめています。
情報の収集・管理
厚生労働省や医薬品医療機器総合機構により提供される「緊急安全性情報」「医薬品医療機器等安全性情報」などの副作用情報、または製薬企業などから伝達される薬に関する様々な情報を迅速に収集し、保管・整理しています。その他にも医薬品データベース、インターネットなどの様々な情報源を用いて情報を収集しています。

治験管理室

当院では、より良い医薬品開発のために治験を実施しています。また、市販後の医薬品に対して有効性、安全性を確認するために製造販売後調査も行っています。院内には、これらを審査、承認するための治験審査委員会があります。その事務局と治験薬の管理を薬剤部が、担当しています。

病棟業務

病棟業務も薬剤師の重要な仕事の一つです。
薬剤師による病棟業務の目的は下記の4つです。
 
  1. 薬物治療による有効性、安全性の向上
  2. 患者さまのQOLの向上
  3. 薬剤の適正使用と副作用の防止
  4. 病棟での薬剤に関連するインシデント、アクシデントの防止
 
上記の目的を達成するために当院では各病棟にそれぞれ担当の薬剤師を配置し、日々の業務を行なっております。病棟薬剤師の業務には以下のようなものが挙げられます。

薬剤管理指導

入院患者さまのもとへ訪れ、薬の効能・効果、副作用や飲み方の注意点などの説明を行います。指導の準備段階としてカルテなどから患者さまの背景を調べ、用法・用量が適切かどうかの確認もしています。また、医師に処方提案し、最適な治療が行われるよう努力しています。服薬指導時は薬の説明をするだけでなく患者さまの体調を観察し、副作用が出ていないかの確認なども行なっています。また、患者さまからの薬についての質問や疑問にも応対しています。患者さまが入院、退院する際、開庁日はほとんどの患者さまに対して薬剤師による服薬指導が行われます。

持参薬の確認

患者さまが入院前に他の医療機関から処方された薬の内容を確認し、医師に報告しています。これは、患者さまがどのような疾患で治療を受けてきたのかを知る手がかりになります。入院中も持参薬の内服を続ける場合は当院で処方された薬と持参薬の重複や相互作用がないか、中止している薬はないか等のチェックも行います。

病棟ストック薬の管理

緊急時に病棟にストックしてある薬品などの管理も薬剤師が行っています。定期的に数量、ロット番号、使用期限を確認し薬品の品質管理を行っています。またリスクが高い医薬品、名称や外観が類似している薬品に対しては注意喚起を行い医療過誤防止に努めています。

医師、看護師への情報提供

薬を飲めない患者さまのために錠剤を粉砕して投与しても問題ないか、当院に採用していない薬を処方された患者さまのために、同種同効薬を確認し、提案するなど、医師や看護師の疑問に対して答えるのも病棟薬剤師の仕事の一つです。製薬企業から重大な副作用のニュースが発信された場合にはその情報を速やかに医師に伝達し、薬剤の使用状況を確認し、使用された時は、副作用発現の情報収集を速やかに行ないます。

チーム医療

チーム医療は、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士などの他の医療スタッフが互いの専門性を尊重し、最大限の能力を引き出し合うことによって最善の治療を行う医療現場の取り組みです。
当院薬剤部でもNST(栄養サポートチーム)、ICT(感染対策チーム)、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)、緩和ケアチーム、褥瘡対策チームに薬剤師が参加をして、専門的知識を発揮し患者の適切な医療を支援しています。

新人教育

薬剤部の理念に基づき、院内における薬剤師の役割や医薬品の流れを体系的に学べるよう作成された教育プログラムを用いて、新人指導を行っています。年齢の近い先輩が11で指導を担当し、日々の業務でわからないことや困ったことなど質問しやすい環境となっています。他に、学会発表などにも積極的に取り組んでいます。

また、病院や薬剤部のイベントもあり、日々の業務と違った雰囲気で先輩たちと話をすることができます。

新人教育プログラム年間スケジュール

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