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後期臨床プログラム

内科

内科において、内科診療における知識と技術を学ぶとともに、医師として必要な態度を修得する。具体的には一般内科(腎臓、内分泌代謝)、消化器科、循環器科、呼吸器科、神経内科、血液・膠原病の計6科の専門内科をローテートする。
内科疾患に関する診療技術と知識を学ぶ。この間に、診察法、検査、治療法、手技、末期医療、患者・家族関係、医療メンバー、文書記録、診療計画・評価、ターミナルケアなどを修得する。

循環器内科

 臨床医として必要な基本的知識と技能を有した臨床医の養成を目的として、このプログラムが作成されている。全ての研修医を対象として、週に2回の病棟総回診の際に、ある患者を抽出し、その患者に対して診療科の枠を越えた患者アセスメント・問題解決・治療法選択を学ばせる教育セッションを行う。
このプログラムは内科で経験すべき全ての疾患を網羅することとする。その他に各診療科のカンファレンスに参加する。研修医に対して、臨床経験5年以上の上級医が各々組み合わせとなり、直接指導を行う。

小児科

日常よく遭遇する小児科疾患に対する知識と技術そして小児患者へのアプローチの仕方を修得する。小児科の病室や外来において小児患者を診察することにより、小児科領域におけるプライマリ・ケアの診療技術および知識を修得する。

神経精神科

基本的な精神医学的面接を実施し、適切な診断と対処・治療ができることで、心身両面からのトータルな問題解決能力を身につけ、適切な精神科専門医に紹介できるよう研修する。問題解決のために精神科医としてとるべき役割を学び、問題をトータルに捉え、患者をより高度な基本的知識、技能および態度が身につけられるよう研修する。

外科

外科診療における基本的知識と技術を学ぶとともに医師として必要な態度を修得する必修コースであり、具体的には一般外科、脳外科、心臓血管外科の計3科の専門外科を合計3ヶ月間ローテートする。

整形外科

一般精神外科医として、運動器疾患や外傷に対して、基本となる考え方、臨床技術を学ぶ。特に、プライマリ・ケアの場面で頻回に遭遇する主訴にどのように対応し、いかに検査・治療を進めるかという基礎的臨床能力(態度・技能・知識)の習得を重視する。

脳神経外科

足利赤十字病院は人口80万人の両毛医療圏(栃木県西部、群馬県東部)で唯一の救命救急センターです。脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)や頭部外傷の救急疾患症例が多く日本脳神経外科学会専門医研修指定施設(A-106)、日本脳卒中学会認定研修教育施設、栃木県脳卒中専門医療機関に指定されています。また当院の特徴として他科との連携がスムーズであり合併症を有する症例の治療、脳腫瘍の化学療法、放射線治療をはじめ幅広く脳神経外科全般の研修が可能です。日本脳神経外科学会専門医の他、日本脳卒中学会専門医、日本救急医学会専門医の取得も可能です

産婦人科

産科において、正常・異常分娩および産科的疾患に対する知識と技術を修得する。

眼科

プライマリ・ケア医の養成をミニマム・リクワイアメントとする。眼科研修中に、病棟カンファレンス、総合カンファレンスに参加し、患者アセスメント・問題解決・治療法選択を学ばせる。また、眼科研修医を対象とした教育セッションを行う。眼科に配属された研修医に対して、臨床経験4年以上の上級医が各々組み合わせとなり、入院診療および外来診療について直接指導を行う。少なくとも1名の指導医がこれらの研修医の指導にあたり、診療計画の推進にあたる。

耳鼻咽喉・頭頸部外科

 プライマリ・ケアで必要な耳鼻咽喉科学の基礎的知識を学び、基本的な臨床を取得する。耳・鼻・咽頭・咽喉の解剖学的特徴と生理機能を理解し、耳鼻咽喉科疾患の病態と治療法について研修する。

皮膚科

一般臨床医として知っておかなければならない基本的な皮膚疾患を経験し、正しい診断および治療を行うことができるようにする。

泌尿器科

基本的な知識、手技、手術を身につける。

麻酔科

麻酔技術および術前・中・後管理を修得する。

放射線科

一般臨床医に必要な放射線科医学の基本となる考え方、臨床技術などを学ぶ、特に、プライマリ・ケアの場面で必要な画像診断法について、その手技・装置の操作・最低限の診断学を習得する。

救急部

 救急救命センターにおいて、救命救急に必要な知識と技術を修得する。救急患者の処置法を学び、また厚生労働省、卒後臨床研修教育の到達目標にある基本的手技の中の小外科的手技などに関する知識と技術を学ぶ。

検査部

検査部

臨床医として必要なプライマリ・ケアの知識を広げるために有用な考えられる臨床検査の知識を習得する。

病理検査部

臨床医学における病理診断学の役割を理解するとともに、病理組織学の基本的知識を習得する。
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