放射線部門
平成23年7月にフイルムレス化が100%となり、デジタル画像によるPACS(画像保存通信システム)にてモニターで診察室や病棟などで画像が参照できます。また、放射線部門には高精細モニターも設置され、読影に利用されています。フイルムレス化に伴いモニター管理やサーバー管理、FPDやIPなどの検出器の管理なども行っています。
スタッフ紹介
放射線部門は診療放射線技師25名と看護師、事務員、診療科の放射線診断科医師、放射線治療科医師、各診断科医師、医療技術者と連携を計り、31台の最新画像診断装置と放射線治療装置の業務にあたっています。
資格・認定
放射線管理士
| 4名
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放射線機器管理士
| 2名
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医用画像情報管理士
| 1名
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放射線治療放射線専門技師
| 2名
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放射線治療品質管理士
| 3名
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核医学専門技師
| 3名
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検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師
| 6名
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臨床実習指導教員
| 9名
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アドバンスド技師格
| 3名
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シニア技師格
| 5名
|
胃がんX線検診技術部門B資格検定試験
| 2名
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胃がんX線検診読影部門B資格検定試験
| 2名
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医学物理士
| 1名
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救急撮影認定技師
| 3名
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X線CT認定技師
| 6名
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放射線取扱主任者第一種
| 2名
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血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師
| 1名
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磁気共鳴専門技術者
| 2名
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診療放射線技師 基本方針
- 安全・安心の医療技術が的確に提供出来るようにします。
- 放射線撮影線量は、必要最小限度になるようにし、被ばく防止の措置を講じます。
- 画像診断機器は、始業点検・終業点検をはじめ、日常的管理に努めます。
- 画像診断の進化に伴う医療技術の収得に努め、積極的に研修会等へ参加します。
- 地域連携室と連携を図り、高度医療機器を使用した質の高い画像を地域医療へ提供できるように努めます。
- 患者サービスと医療の質の向上に努め、経営の効率を図ります。
- 「働いてよかった」と言える職場作りに努めます。
X線撮影
X線撮影装置は、低被ばく線量で高画質の画像を得ることができる直接変換方式のFPD装置と間接変換方式のFPD装置があり撮影室は2室あります。
乳腺撮影装置は直接変換方式のFPD装置2台が導入され、その内1台は乳腺穿刺による生検も行っています。
歯科用デンタルも極小IPを用いた事によりデジタル化になりました。
骨密度測定装置は測定時間が短縮され、大腿骨頚部の骨密度評価も行っています。
FPDにより瞬時に画像が表示され、高精度の検査が行われるだけでなく患者にやさしいX線撮影となっています。
乳腺撮影装置は直接変換方式のFPD装置2台が導入され、その内1台は乳腺穿刺による生検も行っています。
歯科用デンタルも極小IPを用いた事によりデジタル化になりました。
骨密度測定装置は測定時間が短縮され、大腿骨頚部の骨密度評価も行っています。
FPDにより瞬時に画像が表示され、高精度の検査が行われるだけでなく患者にやさしいX線撮影となっています。
装置名
- 富士フィルムメディカル BENEO(一般撮影装置)
- 島津製作所 RADspeedPro(胸腹部撮影装置)
- 富士フィルムメディカル AMULET 2台(乳腺撮影装置)
- モリタ モリタスーパーベラビューC2(歯科撮影装置)
- モリタ マックスーF1R(歯科撮影装置)
- HologicDiscoveryCi型(骨密度測定装置)
救命救急センター
救命撮影室は64列CT撮影装置とFPD化による撮影、無線FPDポータブル装置の導入により、より高い作業効率で迅速な撮影が可能となっています。
心臓カテーテル室は、循環器内科医師、診療放射線技師、臨床工学技士、循環器病棟看護師で業務を行っています。
緊急血管造影室は、緊急時の血管造影や心臓カテーテル検査、整形外科の骨整復なども行なっています。
心臓カテーテル室は、循環器内科医師、診療放射線技師、臨床工学技士、循環器病棟看護師で業務を行っています。
緊急血管造影室は、緊急時の血管造影や心臓カテーテル検査、整形外科の骨整復なども行なっています。
装置名
- 島津製作所 RADspeedPro(一般撮影装置)
- 東芝メディカル AQUILIONCx(64列)(CT装置)
- 島津製作所 MobileDaRt Evolution(移動型撮影装置)
- シーメンス AXIOM Artist dBA(緊急血管撮影装置)
- シーメンス AXIOMA rtist dFD(心カテ装置)
血管造影・IVR
血管造影・IVR室は、放射線診断科医師、診療放射線技師、専属看護師で業務を行っています。放射線診断科以外では脳神経外科による頸動脈ステント術も行われるようになっています。
装置名
- シーメンス Artis Zeego(8軸血管撮影装置)
ハイブリッド手術室
ハイブリッド手術室は、シーメンス社の血管撮影用Cアーム装置とMAQUET社の手術台を組み合わせ互いに位置情報を確認しながら、3次元画像撮影を可能にした装置です。外科手術とカテーテル治療を併用する事により、治療効率を高め、患者負担を軽減することが出来ます。
装置名
- シーメンス Artis Q ceiling
CT撮影
CT撮影は、通常診療用として、320列と64列マルチスライスCT装置が各々1台配備され、すべての画像でスライス厚0.5mmの再構成が可能で、必要に応じて多方向からの画像観察や3D画像作成などにも対応しております。
装置名
- 東芝メディカル AQUILIONONE(320列)
- 東芝メディカル AQUILIONCx(64列)
MRI撮像
MRI装置は、3テスラと1.5テスラが各1台配備され、依頼内容による装置の使い分け、1テスラのMRI画像と比較しますと飛躍的に画質の向上がみられます。また、新しいシーケンス(撮影条件)も可能となり、ますます多くの情報を得られる検査になっております。さらに、新たに心臓検査が加わり、心機能評価が可能な検査として近年確立された分野です。
装置名
- シーメンス MAGNETOMAvanto(1.5テスラ)
- シーメンス MAGNETOMVerio(3テスラ)
透視撮影
透視撮影は、3台の透視撮影装置(第1・第2・多目的)と結石破砕装置が配備され、使用目的により振り分けて運用しております。多目的撮影室ではトモシンセンスとよばれる従来の断層撮影をデジタル化した画像が得られる装置が配備され、整形外科領域で活用されております。
装置名
- 日立メディコ CUREVISTA(第1透視撮影装置)
- 日立メディコ VersiFlex-VISTA(第2透視撮影装置)
- 島津製作所 SonialvisionSafire17(多目的撮影装置)
放射線治療
放射線治療は、充実した設備と装置により画像誘導放射線治療、脳定位放射線治療の開始しており、安全に定位照射が出来るように行っています。更なる高精度放射線治療に向けて努力しています。
装置名
- エレクタ Synergy「特別仕様」(放射線治療装置)
- 東芝メディカル LBCT(位置決めCT装置)
核医学(アイソトープ検査)
核医学は、診療放射線技師、看護師、非常勤読影医師で担当しております。設備が充実し中でも負荷心筋シンチグラム検査では負荷室に院内生理検査システムが導入された為、負荷中の心電図、心拍数、血圧データが電子カルテに保存されるようになりました。SPECT撮像時には、心電図と画像を同期させることにより、心筋壁運動も同時に観察出来るようになりました。骨シンチグラムやガリウムシンチグラムの検査ではSPECTを撮像することにより、3次元的に異常集積を観察することが出来るようになりました。
装置名
- シーメンス ガンマカメラ Symbia-S RS(第1 RI室)
- シーメンス ガンマカメラ Symbia-S(第2 RI室)