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褥瘡対策チーム

褥瘡(じょくそう)とは「床ずれ」のことで、寝たきりのお年寄りなどにできる治りにくい傷として知られていました。しかし、実際にはお年寄りばかりでなく、自分で動けない、栄養が十分でない、痩せている、皮膚が湿っているなどの条件さえそろえば、若い人にもできてしまいます。褥瘡はお尻だけでなく、頭や背骨、ひざ、かかと、くるぶしなどの力が加わる骨が出っ張った部位にできます。
褥瘡ができやすい患者さまの発生要因を評価して、そのリスクが高い患者さまに対して、褥瘡が発生しないように早期からケアを開始しています。

チームメンバー

褥瘡治療に豊富な知識と経験を持つ皮膚科医師と褥瘡に関する研修を修了した皮膚・排泄ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、事務職員で構成されています。また、褥瘡対策チームの下部組織に、各病棟の看護師によるスキンケアリンクナース会があります。

活動内容

チームメンバーとリンクナースが病棟スタッフと協働して、週1回の褥瘡回診を行っています。入院時に褥瘡が発生していた人や入院してから褥瘡が発生した人を回診し、病棟スタッフにケア方法などを伝達しています。
また、リンクナースは褥瘡対策手順書に沿ったケアができるよう、病棟スタッフに指導や働きかけをしています。
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