ターゲットに高線量を集中させることを可能にする

高精度放射線治療
サイバーナイフ


高精度放射線治療
サイバーナイフとは
 放射線を1mmの精度で照射することができる初のロボットシステムとして世界的に認知されています。
 独自のロボット機動性により、3次元的に多くの方向から治療を行うことができます。また複雑な形状の腫瘍であっても、正確にしっかりとした量の放射線を当て、周辺の正常組織への放射線量を大幅に抑えて治療することができます。
 更に、治療中も腫瘍を検出・追尾することで呼吸で大きく動く腫瘍に対しても治療が可能で、患者さんは治療中も自然な呼吸を維持することができます。
サイバーナイフを使用するメリット
① さまざまな形状や部位に対応
6つの関節を持つロボットアームは最大1,200方向から照射を行うことができます。複雑な腫瘍形状にもミリ単位以下の精度で対応します。
② 自動追尾システム
治療中に呼吸を含め、患者様が動いてしまった場合も
腫瘍の位置を自動的に補正し、追尾します。

③ QOL〜Quality of Life〜
        患者さんの生活を大切に
サイバーナイフは原則外来で行い、通院回数も1〜5回
で済みます。治療による痛みは全く無く、照射直後
でも普通に食事や会話ができます。
また、ピンポイントで病変部に照射するため、通常の放射線治療に比べ正常組織への影響が微小で、副作用を抑えることができます。
サイバーナイフ 適応疾患
脳神経外科
良性腫瘍
 ・髄膜腫
 ・下垂体腺腫
 ・聴神経腫瘍
 ・頭蓋咽頭腫など
悪性腫瘍
 ・転移性脳腫瘍
 ・神経膠芽腫など
脳血管障害
 ・脳脳静脈奇形など
呼吸器科
肺がん
転移性脊椎腫瘍
脊髄腫瘍
転移性肺腫瘍
肝腫瘍
リンパ節転移
泌尿器科
前立腺がん
腎がん
転移性脊椎腫瘍
脊髄腫瘍
転移性肺腫瘍
肝腫瘍
リンパ節転移
耳鼻咽喉・
頭頸部外科
咽頭がん
喉頭がん
副鼻腔がん
唾液腺がん
舌がん
口腔底がん
歯肉がん
頬粘膜がん
がんの頚部リンパ節転移など
(主に再発)
消化器科
肝臓がん
膵臓がん
転移性脊椎腫瘍
脊髄腫瘍
転移性肺腫瘍
肝腫瘍
リンパ節転移
乳腺・婦人科
転移性脊椎腫瘍
脊髄腫瘍
転移性肺腫瘍
肝腫瘍
リンパ節転移