院長挨拶

足利赤十字病院は両毛地域の医療を支える
中核病院として励んで参ります
院長 後藤 淳

 2026年4月より足利赤十字病院の病院長を拝命しました後藤淳です。微力ながら両毛安足地域における医療の充実と病院の発展に力を尽くして参りたいと存じます。引き続きよろしくご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 足利赤十字病院は1945年11月1日に日本医療団足利地方病院として開設されました。1949年7月1日、日本医療団の解体を経て日本赤十字社に移管され赤十字病院となり約80年に及ぶ歴史、伝統をもつ両毛安足地域の中核病院です。両崖山麓にあった23床の病院は、初代院長 小野康平先生らの不断の努力と勉励のもと1999年には620床を擁する中核病院として両毛地域随一の規模まで発展しました。その過程で病院敷地は狭隘となり、建物の老朽化で多様な医療ニーズへの対応が困難となり、小松本 悟院長の卓越したリーダーシップのもとで、2011年7月1日に渡良瀬川のほとりに全面移転しました。
 プライバシーに配慮し快適な療養環境を提供する「一般病床全室個室」、自然エネルギー活用による「次世代型グリーンホスピタル」、災害拠点病院としての「災害に強い病院」、近未来を想定した分棟型建築など世界をリードする先進的な病院建築コンセプトで国際的にも注目をいただきました。お蔭様で個室での入院療養は大変好評をいただいております。新型コロナウイルス感染症パンデミックにおいても、室久俊光院長の下で、全室個室管理を活かしながら新型コロナ感染症の診療と並列した通常診療が可能となり、「感染症に強い病院」であることも証明されました。
2024年2月には、より安全で良質な医療を提供することを最優先とする国際的認証JCI(Joint Commission Inter‐national)の認証も更新しました。第三者評価受審を通して、職員ひとりひとりが患者さんの安全を第一に考えた医療を実践し、継続的な改善活動を行う文化の醸成に貢献したと考えています。ハード面では、手術支援ロボット「ダヴィンチ」をはじめハイブリッド手術室を備えている他、2023年に高精度放射線治療装置「サイバーナイフ」、2026年には最新鋭放射線治療装置「OXRAY」が稼働を開始しました。当院は今後も引き続き最先端の医療機器を整備し高度で安全な医療提供に努めてまいります。
 高齢化など社会背景の急激な変化にあっても、急速に進化する医学や医療を着実に学び続け、病気をいきる患者さんとそれを支える方々のために、病院の多職種チームで努力を重ねたいと思います。病気や障害があっても安心して暮らせる地域を支えるためには、病院と地域の多職種の協力が欠かせません。医師・看護師・薬剤師などの医療専門職は、ともすれば専門知識などに捉われてしまい、患者さんから見える世界がわからなくなってしまうことがあります。患者さんや生活者の視点を大切に思う人材として、受付担当者から事務担当職員など医療専門職ではない方々(レイマン;Layman)の視点も大切にしながら、日本遺産 足利学校ゆかりの土地で、病院にかかわる全職員で、患者さんから学び成長し続ける努力を重ねることができればと存じます。来る2027年に創立150周年を迎える日本赤十字社の病院としても、足利の地で赤十字の精神を日々新たな実践につなげてゆく所存です。ますます激甚化する自然災害など、赤十字のネットワークを駆使しながら備えてゆきます。
 今後も両毛安足地域の医療を支える中核病院として、地域医療機関との連携強化や救急医療、災害医療をはじめ診療体制のさらなる充実に取り組み、当院の理念である“患者の皆さまがかかってよかった、職員のひとりひとりが勤めてよかったといえる病院”を地域の方々と共創できるよう、職員一同と成長の努力を重ねたい所存です。至らぬ点もあるかと存じますが、地域の方々に育てていただきたく、引き続き変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
副院長
高橋 健一郎
 
副院長
古泉 潔
 
副院長
阿部 七郎
 
事務部長
石原 匡司
 
看護部長
中山 千穂
 
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