トップページ > 循環器内科 沼澤洋平先生の臨床研究論文が海外の英文雑誌PLOS ONE(2015Jan)に掲載されました。

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論題

Gender Differences in In-Hospital Clinical Outcomes after Percutaneous Coronary Interventions: An Insight from a Japanese Multicenter Registry

著者

Yohei Numasawa, Shun Kohsaka, Hiroaki Miyata, Shigetaka Noma,
 Masahiro Suzuki, Shiro Ishikawa, Iwao Nakamura, Yutaro Nishi, Takahiro Ohki, Koji Negishi, Toshiyuki Takahashi, Keiichi Fukuda

発表

PLoS ONE 10(1): e0116496. doi:10.1371/journal.pone.0116496


 筆頭著者の沼澤先生らは慶應関連病院循環器病研究会(KICS)が運営する多施設心臓カテーテル治療(経皮的冠動脈形成術:PCI)レジストリーのデータを解析し、女性が男性に比べて冠動脈形成術後の合併症発生率が1.5〜2倍程度高いことを報告しました。

 PCI治療を受ける患者は男性の方が圧倒的に多いにもかかわらず、PCI後の合併症発生率は男性より女性に有意に多いことは海外のデータでも指摘されていました。今回著者らは約1万例の日本の心臓カテーテル治療データを用い、さらに踏み込んだ多変量統計解析を行い、患者群を年齢で層別化し、各年齢層における女性の合併症に関するオッズ比を算出しました。

 その結果、日本では若年でPCI治療を受ける女性は海外と比較して非常に少なく、また各リスク因子を統計学的に補正した後でも中年(55歳以上)および高齢の女性はいずれも男性と比して1.5〜2倍程度の合併症リスクを伴うことが報告されました。

この論文は2015年1月30日に海外のopen access journalであるPLOS ONEに掲載されました。

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