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沼澤洋平先生の臨床研究論文が英文誌Journal of Cardiologyに掲載されました

論題

Comparison of Outcomes of Women Versus Men with Non-ST-elevation Acute Coronary Syndromes Undergoing Percutaneous Coronary Intervention (from the Japanese Nationwide Registry).

著者

Numasawa Y, Inohara T, Ishii H, Kuno T, Kodaira M, Kohsaka S, Fujii K, Uemura S, Amano T, Kadota K, Nakamura M.

発表

Am J Cardiol. 2016 Dec 18. pii: S0002-9149(16)31934-8. doi: 10.1016/j.amjcard.2016.11.034. [Epub ahead of print]


 筆頭著者の沼澤先生は日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)が運営する多施設心臓カテーテル治療(経皮的冠動脈形成術:PCI)レジストリー(J-PCI registry)のデータを用いた臨床研究に応募し、非ST上昇型急性冠症候群において女性が男性に比べて冠動脈形成術後の合併症発生率が1.2〜2倍程度高いことを報告した。

 PCI治療を受ける患者は男性の方が圧倒的に多いにもかかわらず、PCI後の合併症発生率は男性より女性に有意に多いことは海外のデータでも指摘されていた。今回著者らは解析対象を過去に研究報告が非常に少ない「非ST上昇型急性冠症候群」の症例に絞り、約4万3千例の日本の心臓カテーテル治療データを用い、さらに踏み込んだ多変量統計解析を行って女性の合併症に関するオッズ比を算出した。

このような大規模データから男女別のリスクの違いを明らかにすることで、今後心臓カテーテル治療における合併症発生率の低減につながることが期待される。

この論文は2016年12月18日に海外のJournalであるAmerican Journal of Cardiologyに掲載された。

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