トップページ > 臨床検査部

診療科のご案内

臨床検査部

基本方針

検体や患者様の身体から得られた検査情報を迅速・正確に提供します。検査情報を提供する専門的な技術と知識を持ちスキルアップに努めます。業務遂行にあたっては、医療安全と感染管理の知識を発揮します。

医師紹介

新病院開院に伴い全て電子化され、画像などもデジタル化されるようになりました。病院では様々な検査が行われますが、臨床検査部では、血液・尿・便など"もの"を検査する検体検査、患者さま"ひと"の微弱な電気的変化を記録したり、超音波により臓器の状態を観察したりする生理(生体)検査に大きく分けられます。 医師の指示のもと、病理医及び臨床検査技師が提供する検査データをもとに、体内の各器官の疾患や不調の発見、診断の補助を担っています。従って常に精密で正確なデータを迅速報告できる体制を心がけています。現在、何処の施設でも分析結果の精度は向上しているものの、基準範囲は施設によって多少違っています。各関連団体において、広く共有できる基準範囲の設定の早期実現が図られています。また、各種団体による認定を取得し、患者さまが安心できる医療の支えとなれるよう、また、医師の的確な診断の支えとなるよう、日々努力しています。

検査部長 しみず かずひこ
清水 和彦
日本病理学会認定病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本臨床検査医学会認定臨床検査管理
検査副部長 しみず しんいち
清水 進一
日本病理学会認定口腔病理医
日本病理学会口腔病理専門医研修指導医
日本臨床細胞学会細胞診指導歯科医
検査技師長 よしだ ひろみつ
吉田 博光
 
病理医1名 臨床検査技師38名 助手1名 受付事務員4名 外注検査担当員1名

診療科の案内

臨床検査技師認定取得状況臨床検査技師認定取得状況

認定臨床微生物検査技師 1名
感染制御認定微生物検査技師 1名
認定輸血検査技師 2名
認定血液検査技師 1名
超音波検査士 消化器領域 6名
循環器領域 4名
体表臓器領域 3名
細胞検査士 7名
認定一般検査技師 1名
認定心電検査技師 1名
医療情報技師 3名
遺伝子分析科学認定士(初級) 1名
2級臨床検査士 19名
緊急検査士 3名
バイオ技術者認定(中級、上級) 2名
QCサークル指導士 1名
毒物・劇物取扱者 2名
健康食品管理士 1名

特色及び業務内容

新病院開院に伴い全て電子化され、画像などもデジタル化されるようになりました。病院では様々な検査が行われますが、臨床検査部では、血液・尿・便など“もの”を検査する検体検査、患者さま“ひと”の微弱な電気的変化を記録したり、超音波により臓器の状態を観察したりする生理(生体)検査に大きく分けられます。 医師の指示のもと、病理医及び臨床検査技師が提供する検査データをもとに、体内の各器官の疾患や不調の発見、診断の補助を担っています。従って常に精密で正確なデータを迅速報告できる体制を心がけています。現在、何処の施設でも分析結果の精度は向上しているものの、基準範囲は施設によって多少違っています。各関連団体において、広く共有できる基準範囲の設定の早期実現が図られています。また、各種団体による認定を取得し、患者さまが安心できる医療の支えとなれるよう、また、医師の的確な診断の支えとなるよう、日々努力しています。

検査受付・中央採血室

採血・採尿の患者さまの受付と生理検査の患者さまの受付を行っています。採血室は、外来患者さまを対象とした検査のための採血を、3名の臨床検査技師が常勤し、その他2名の応援体制で担当しています。採血は受付順となりますが、プライバシーの保護の観点から、通常は機械による受付番号でお呼びいたしております。同時に、患者さま及び医療従事者の安全と正しい結果が得られるよう、標準採血ガイドラインに基づいた標準法の採用に努めています。

検体検査部門

血液検査

血液検査は、主に採血した血液を用いて血液中の有形成分である赤血球、白血球、血小板などに関する血球検査と、止血・凝固に関する止血検査を行っています。血球の算定や顕微鏡を用いての血球の観察、また、血液凝固能などの検査は、貧血・白血病・出血傾向などの血液疾患の病態解析・診断に役立つのみでなく、体にどんな異常が起こっているのか目処をつけるために欠かすことのできない検査です。血液がつくられる骨髄の状態をみるため、骨髄液を採取して行われる検査も血液検査に含まれます。また、薬物療法における副作用や抗凝固療法のモニタリングとしても必須な検査です。

生化学検査

生化学検査は、血液や尿の中に含まれている多くの物質を測定しています。健康診断や病院の採血の結果などで良く聞く、肝機能検査、腎機能検査、糖代謝検査、脂質検査などは生化学検査を代表する検査です。その中には肝機能はAST、ALT、γGTP・・・、腎機能は尿素窒素、クレアチニン・・・、糖代謝は血糖、HbA1c・・・、脂質はコレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール・・・等など、多くの検査項目があります。生化学検査は身体の健康状態、主に内臓の状態を知るのに重要な検査の一つです。

血清免疫検査

血清免疫検査は、迅速検査としてインフルエンザウィルス、アデノウィルス、RSウィルス抗原、マイコプラズマ抗体などの検査や、細菌性敗血症の鑑別診断となる血清中プロカルシトニン検査、カンジダ抗原等の検査を実施しています。また、膠原病を中心とする自己免疫疾患に出現する自己抗体(抗核抗体)の検査を行っています。自己免疫とは、免疫系が自己の細胞に対して反応する現象で、それによって各種臓器や全身性に障害を引き起こす病気です。診断には臨床症状に加え、個々の疾患で認められる免疫異常を的確に捉えることが求められます。自己抗体のスクリーニングとして抗核抗体の染色パターンを顕微鏡で判定し疑われる自己抗体を推定します。

一般検査

一般検査は、おもに尿・便などからだから自然に排出される「検体」を扱っています。尿には、腎臓・尿管・膀胱などの異常だけでなく体全体の変調が反映され、たくさんの情報を得ることができます。尿蛋白・尿糖・尿潜血など健診でよく行われる検査もこの分野です。また、尿中に排出される細胞成分を自動計数機器や顕微鏡観察で検査する事で、より詳しい病気の診断に役立ちます。便の検査では、大腸がんの早期発見に大きな役割を担っている便中の潜血検査(ヒト便ヘモグロビン測定)や寄生虫感染が疑われるときのいわゆる検便(虫卵検査)なども行います。その他、髄膜炎などが疑われる時の脳脊髄液検査、限られた場所の病気の状態を鋭敏に知ることができる腹水・胸水・精液などの検査も取り扱います。

微生物検査

微生物検査室は、細菌による感染症の原因菌を見つけ出し(グラム染色、培養検査)、菌名を特定し(同定検査)、抗生物質を選ぶ(薬剤感受性試験)検査をします。抗酸菌(結核菌等)検査は、抗酸菌染色、抗酸菌培養、PCR検査を行います。MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の検出や、腸管出血性大腸菌O-157等の食中毒の原因菌検出も行います。また、感染制御部門(ICT)の一員として常に院内全体の細菌検出状況を把握し、関連部署と連携し院内感染対策活動を行っています。

輸血検査

輸血検査は、一般的によく知られているABO式血液型やRh式血液型に加えて、輸血の際の重篤な副作用を防止するために、不規則抗体検査と交差適合試験を行っています。また血液製剤も輸血部門で管理しています。血液製剤は血液センターとの連携により、緊急時も素早く対応し、より安全な輸血が行われる体制を整えています。さらに、手術に際して出血が予想される患者さまに対しては、あらかじめ血液を採血し保存しておく自己血輸血も行っています。輸血療法は救命救急や手術等の医療現場には欠かすことができない治療法です。

病理・細胞診部門

病理・細胞診部門では病理組織診、細胞診、病理解剖を行っています。病理組織診・細胞診では患者さまから摘出または採取された組織、臓器あるいは細胞を肉眼や顕微鏡などを用いて最終的な診断を行っています。また、手術中の臓器切除範囲や術式変更の決定にも病理組織診細胞診が極めて重要な役割を果たします。病理解剖は、不幸にして亡くなられた患者さまの、死因の究明などのために病理解剖が行われ最終的な病理解剖報告書が作成されます。病理組織診、細胞診、病理解剖の診断には、病理専門医、細胞診専門医、細胞検査士が責任をもって行っています。

生理検査部門

心電図・運動負荷心電図・ホルター心電図

四肢および胸部に電極を取り付け心臓に生じる微弱な電気的変化を記録する検査です。不整脈や心筋の傷害、代謝異常を調べることができます。 運動負荷心電図は、心臓の仕事量が増えた時の状態の心電図を記録する検査です。二段の階段を昇降するマスター運動負荷と傾斜のついたベルトコンベアの上を歩行するトレッドミル検査があります。この検査により冠動脈の病気の可能性を調べることができます。また、ホルター心電図は、小さな記録器を腰に取り付け24時間連続して心電図を記録します。この連続記録により自覚症状と心電図の関係を調べたり、不整脈の種類を調べたりします。

呼吸機能検査

肺活量や肺のガス交換の能力を調べたりします。肺の病気の診断や重症度を評価できる検査です。また、全身麻酔の手術前にもこの検査を行っております。

ABI(足の血圧と腕の血圧の比)/PWV(脈波伝搬速度)検査

両腕両足に血圧計を巻き、同時に血圧を測定します。また心電図と心音図を同時に記録します。主に下肢の閉塞性動脈硬化症の診断に用いられます。

脳波検査

脳の表面にある大脳皮質の電気的変化を記録する検査です。記録中に開閉眼、光刺激、過呼吸の賦活を行い、小児の場合、睡眠を誘発する薬を飲んで検査を行うことがあります。

誘発電位検査

感覚神経を刺激して、神経伝導路の反応状態を調べる検査です。聴性脳幹反応(ABR) はヘッドホンで音を聞いてもらい、体性感覚誘発電位(SSEP)は体表面の感覚神経に電気刺激を与える検査です。聴神経系の異常や感覚神経の異常の診断に用いられます。

超音波検査(エコー)

超音波検査は、高い周波数の音を体にあて、臓器からはね返ってくる反射波(エコー)を画像にする検査です。検査部位は腹部、心臓、血管、乳腺、甲状腺、その他体表臓器を対象に行います。検査の目的は各臓器の形態的異常や腫瘤の有無、血管内の血栓の有無、心臓の機能評価などを目的としています。

このページの先頭へ